JOURNEYと言ったらスティーヴ・ペリー(ボーカル)とニール・ショーン(ギター)とすぐに名前が出てくるくらい、このバンドを超有名なバンドに押し上げた人たちです。それ故にスティーヴ・ペリー(ボーカル)脱退後はヒットに恵まれていません。
1980年代はマイケル・ジャクソンをはじめとしてスーパー・バンドの目白押しでJOUNEYもよく奮闘しました。ニール・ショーンのレスポールが印象的でした。ハード・ロックに必要な速弾きとメロディアスなソロが曲によってうまく使い分けられていました。
ニール・ショーンが16歳の頃にクラプトンにイギリスに来ないかと誘われた逸話があります。もちろんギターの技術と感性が評価されたからです。
私はJOURNEYは『Frontiers』から入って『Escape』へと逆行した口ですが、『Escape』の方がいいという人が多いです。今聴き直してみると確かにそうかもしれません。
Escape
1981年リリースのアルバム。ニール・ショーンのレスポールにコーラスをかました音がいいです。ラストナンバーの『Open Arms』はマライア・キャリーがカバーして大ヒットしました。流石は女王、目の付け所が違う。この曲はマライア・キャリーの声にピッタリとはまります。
全体的にバラードが主体のアルバムでゆったりと聴ける曲も多いです。
- Don’t Stop Believin
- Still They Ride
- Open Arms
Frontiers
1983年リリースのアルバム。オープニングの『Separate Ways』が好きで最初に購入したアルバムです。非常に攻撃的な曲でシンセ、ギター、ドラムと最高のプレイをしています。1980年代はシンセサイザーが幅を利かせますが、JOURNEYもうまく取り入れています。
JOURNEYの曲はどちらかというとカラッとした明るさはないですが、少し湿った感じの曲が自分にはしっくりきます。この頃はマイケル・ジャクソンの『スリラー』が長期間ビルボードの1位にいたので、1位になれなかったバンドが多数続出しました。JOURNEYもそのバンドの1つです。最高が2位でした。
- Separate Ways
- Send Her My Love
- Chain Reaction
- After the Fall
- Faithfully
この記事を書いた人
ogoe 男性
福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。