Jackson Browne『Late for the Sky』レビュー

Jackson Browne『Late for the Sky』レビュー
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ジャクソン・ブラウンとの出会いは、1983年リリースの『愛の使者』を中学時代に聴いたことに始まります。それ以降全く聴いておりませんでしたが、ヤフオクを見ていたらこのCDに目が留まりました。

DCCのゴールドCDなのできっといいアルバムだと思い入札そして落札しました。ジャクソン・ブラウンの中でも名盤と言われるだけのアルバムでした。愛の使者はポップスでしたが、このアルバムは正当なフォーク・ロックで聴きごたえありました。イーグルスのドン・ヘンリーも参加しているのには驚きましたが。

Dcc Compact Classicsの濃厚なリマスターは健在でした。一音一音がしっかりしていて存在感があります。Dcc Compact ClassicsのCDに外れはないので、予算が許すならば是非購入をおススメします。

収録曲
  1. Late for the Sky
  2. Fountain of Sorrow
  3. Farther on
  4. The Late Show
  5. The Road and the Sky
  6. For a Dancer
  7. Walking Slow
  8. Before the Deluge

1.Late for the Skyは映画『タクシー・ドライバー』に使用されていました。飛行機に乗り遅れそうだという意味のタイトルがなんともいいです。ジャケットの空が素晴らしい。

アルバムの中で曲調が違うのは『The Road and the Sky』で完全にロック調の曲になっています。流石に定番ソングと言われる『For a Dancer』はストリングスがいい感じで入ってきます。

全般的にロックが好きな人は、同じ曲調に聴こえてしまう曲ばかりと感じることでしょう。ジャクソン・ブラウンがリリースしたアルバムをある程度聴けば、このアルバムが名盤の中でも一番に上げられる理由が分かります。湖畔ののどかな感じの中で音楽が鳴っているアルバムです。

フォーク・ロックと言ってもイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』のような強烈な哀愁感はなく、ただ静かに音楽を聴くというスタイルのアルバムです。

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この記事を書いた人

ogoe 男性

福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。

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