Lou Reed『Berlin』レビュー

Lou Reed『Berlin』レビュー
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最近では新しい音楽が聴きたいときは、MOBIL FIDELITYのHPをチェックしてリリースされるアルバムを購入するか、YouTubeでおススメの中から探しています。もうあまり聴きたいと思う音楽がないのではないかと考えたりしますが、意外と見つかるものです。

さて今回のLou Reedは全く初めて聴くアーティストですが、すんなり受け入れることができました。それは歌い方がデヴィッド・ボウイにそっくりでグラム・ロックに分類されるジャンルの人だと思ったからです。ストレートなロックもいいですが気だるさのあるグラム・ロックもたまにはいいです。

この『Berlin』というアルバムに関して、どう評価しますかと問われると答えるのが難しいです。悪くはないですが具体的に口ずさめるメロディーラインがないからです。ただアルバムを聴くという観点からは、聴くに堪えないというものではありません。

アコースティックギターが印象的な曲が多いかもしれません。ジャケットのセミアコのギターを弾いている人がLou Reedだと思いますが、アルバムでは恐らくアコースティックギターしか弾いていないかもしれません。

ドラムやベースも素晴らしいのでなんとなく聴き入ってしまいます。webではアートロックと記載されてもいますが、感傷的な気分になったり元気が湧いてくる曲調ではないですが、仕事に疲れた後に一服する気分で聴くといいでしょう。

人気がないためか通常盤でCDを買うことも困難ですが、買えるならばmobil fidelity盤での購入をおススメします。歌詞が分からないのでどうしようもないですが、このアルバムはコンセプトアルバムになっているようです。一度聴き終えてから再度聴いてしまいました。不思議な魅力のあるアルバムです。特にアルバムの中盤から終盤へかけてが人を引き込む魅力があります。

収録曲
  1. Berlin
  2. Lady Day
  3. Men Of Good Fortune
  4. Caroline Says I
  5. How Do You Think It Feels
  6. Oh Jim
  7. Caroline Says II
  8. The Kids
  9. The Bed
  10. Sad Song

この記事を書いた人

ogoe 男性

福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。

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