『BAND ON THE RUN』レビュー

『BAND ON THE RUN』レビュー
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1973年リリースのポール・マッカートニー&ウイングスのアルバム。プロデューサーはポール・マッカートニー。このアルバムは1975年グラミー賞で最優秀コンテンポラリー/ポップ・ボーカル賞/最優秀エンジニア賞を受賞します。

そして1975年グラミー賞でジョン・レノンはプレゼンターを務めます。この時に再会はなかったのかと疑問になります。WEBで調べてもそういった記事は見つかりませんでした。レコードで購入したときのライナーノーツもしくは書籍で再会したという文章を見た記憶はあるのに。

注 目

このアルバムには2種類のアルバムがあります。EMIリリースとキャピトル(EMI傘下)リリースのものです。単純にキャピトルの方が『愛しのヘレン』1曲多く収録されているだけです。特別聴かなければいけないほどの名曲ではありません。興味がある人だけ聴いてください。

私が購入したものはDcc Compact Classicsがリマスターしたもので、『BAND ON THE RUN』を何度も聴くようになりました。30年以上前の高校生の頃にはレコードで購入しましたが一度聴いただけで退屈で聴かなくなりました。年齢のせいかもしれませんが50代の今ではいいアルバムだと思っています。

このリマスターの特徴は、ポールのリッケンバッカーのベースがとても良く弾むような音とアコースティックギターの音色がとても瑞々しいということに尽きます。また、『愛しのヘレン』を含む全10曲なのでDcc Compact Classicsはキャピトル盤のオリジナルマスターテープからリマスターしたと推測されます。

もしかしたらオリジナルマスターテープは全10曲でEMI盤は『愛しのヘレン』を除外してリリースしただけかもしれません。プロデューサーのポール・マッカートニーがよく承諾したものだと感心しますが。

評価項目評 価
高音域
中音域
低音域
総合
おススメな曲
  1. Band On The Run
  2. Jet
  3. Bluebird
  4. Let Me Roll It
  5. No Words

Dcc Compact Classics盤は稀に中古市場に出てきますのであったら買って後悔しないCDです。

この記事を書いた人

ogoe 男性

福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。

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