クラシックにおけるカラヤンのベスト『クリスマス・アルバム』だろう。いやレオンティン・プライスのアルバムと言ってもいいかもしれない。彼女の凛とした歌い方には透明感と力強さがありそんなとこがカラヤンに認められたのだろう。
ジャンル的にはクラシックのようなオペラのような仕上がり。カラヤンとプライスの共演でクリスマスがとても高貴であり近寄りがたいものにしてしまった。
『アヴェ・マリア』にはシューベルトとバッハのものがあるとこのアルバムで初めて知った。いや実は調べてみるとかなり多くある。私はシューベルトの方が好きだ。
そして何故かシューベルトの『アヴェ・マリア』を聴くとシューマン、子供の情景『トロイメライ』が聴きたくなる。そして実際に2枚まとめて購入してしまった。
アヴェ・マリア
何度再発売されても売り切れてしまう名盤。できればルビジウム・クロック・カットのものが一番音質がいい。EAN : 4988005759726のものがルビジウム・クロック・カットのCDである。
水晶時計が約900,000秒に1秒ずれるとされているが、ルビジウム式は約100,000,000秒に1秒のずれ( 約0.3秒/年のずれ )の精度でデジタル・プロセスで使用しているとされている。原盤製作の段階なのか定かではないが音は抜群にいい。
- きよしこの夜
- アヴェ・マリア (シューベルト)
- アヴェ・マリア (J.S.バッハ/グノー)
シューマン:ホロヴィッツ
ピアニストとしてホロヴィッツが好きだとしても、まさかシューマンが好きになるとは思ってもいなかった。先にも述べたように『アヴェ・マリア』と『トロイメライ』は私にとってセットなのである。
そしてこのアルバムを通して子供の情景以外にクライスレリアーナも好きになってしまった。上品でありながらセンチな気分にさせる曲である。
- トロイメライ
- 子供の情景 作品15 第10曲
- クライスレリアーナ 作品16 第4曲
この記事を書いた人
ogoe 男性
福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。