Traffic『The Low Spark of High Heeled Boys』レビュー

Traffic『The Low Spark of High Heeled Boys』レビュー
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トラフィックというバンド名を言われても知らない人が多数でしょう。私もその一人でmobil fidelityのゴールドCDを探しているときに見つけたアルバムだからです。

YouTubeでアルバムを試聴しバンドのことを調べるといういつもの工程で検証します。スティーヴ・ウィンウッドが参加していることが分かり、エリック・クラプトンとブラインド・フェイスというバンドを組んだ人だと分かりました。

このアルバム以外にスティーヴ・ウィンウッドが参加しているアルバムを私は2枚持っています。ブラインド・フェイス『スーパー・ジャイアンツ』とEric Clapton & Steve Winwood『Live from Madison Square Garden』でどちらのアルバムも聴きごたえがあります。

クラプトンはウィンウッドと共演すると熱くなる傾向があるからです。ウィンウッドはギターもうまいしボーカルも表現豊かなのでクラプトンは自分と同じ領域ということでライバル視するのかもしれません。

1971年リリースのアルバムで1曲当たりの時間が長い。アルバム・タイトルも長いですが。当時はブルース・ロックやフォーク・ロックの時代なのにジャンルを聞かれると返答に困難な音楽です。私の音楽再生ソフトJRIVER MEDIA CENTER32だとクラシック・ロックと表示されています。

アルバム・ジャケットも独創的で好きになりました。ジャケットが素敵なアルバムは楽曲もいいというのが私の意見です。新しい音楽を探すときは、ジャケットから探してみるのも手です。

バンド構成は、ギター、ベース、ドラム、キーボードが主体でフルートがたまに入ってきます。演奏技術は高く多重録音をそれほどしていなかったと思います。意外に音質は良好です。

プログレを聴いた後に合う音楽だと言ってもいいくらい雰囲気のあるアルバムです。アルバム全体を堪能してください。

この記事を書いた人

ogoe 男性

福島県南相馬市原町区から上京してきて30年以上経ちます。仕事は、財務経理が20年以上、不動産関係が10年以上経験があります。趣味は音楽と写真。過去の曲でなかなか聴く機会のないアルバムを若い世代に紹介していきたいと思ってます。

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